8.抗HIV治療の開始時期の目安について
AIDSを発症していなくて、CD4陽性Tリンパ球が500/μlより多い場合
はっきりとした結論は出ていなく、それぞれの患者ごとに判断するが、患者自身が治療を希望すれば開始を考慮する。
感染早期でCD4陽性Tリンパ球の数の開腹が期待できる場合は、経過観察する。
AIDSを発症していなくて、CD4陽性Tリンパ球が351〜500/μlの場合
経過観察をしてもよいが、積極的な治療開始が勧められる。
経過観察する場合は、治療開始のメリットとデメリットを十分に検討する必要がある。
AIDSを発症していなくて、CD4陽性Tリンパ球がCD4陽性Tリンパ球が350/μl以下の場合
検査に行く時間がない、恥ずかしい、しかし感染不安があるときは!!
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AIDSを発症している場合
直ぐに治療を開始する。
重篤なエイズ指標疾患がある場合は、抗HIV薬使用の前にエイズ指標疾患の治療を優先する場合がある。
『免疫再構築症候群』が危惧される場合は、先にエイズ指標疾患の治療を優先する。
免疫再構築症候群とは?
IRIS(Immune Reconstitution Inflammatory Syndrome)のことで、エイズを発症して免疫不全が進行した状況下で抗HIV薬治療を開始すると、日和見感染症などが発症または、再燃することがありますが、この病態を
『免疫再構築症候群』と言います。
免疫再構築症候群として発症する頻度の高い疾患とは?
帯状疱疹・非結核性抗酸菌症・サイトメガロウイルス感染症・ニューモシスチス肺炎・結核などがあります。
written by 血液の鉄人