９．CD4の数値が350μ/lより多い無症候性患者に対しての治療開始を判断する要素とは?

性感染症検査キット

プラスの要素とは?

1.抗HIV薬は以前より飲みやすくなっており、治療効果も安定した抗HIV薬の組み合わせが存在する。


2.CD4の数値が低下してから治療を開始する場合よりも、一定以上のCD4の数の増加が期待でき、免疫機能の低下を防ぎ尚且つ安定・改善が図れる。


3.体内でのHIV増殖を放置すると死亡率が上昇したり、AIDS指標疾患でない病気の発症率が上昇する。


4.性行為によって第三者への二次感染のリスクを減少させることが可能となる。


5.悪性リンパ腫・結核・帯状疱疹など比較的CD4の数値が高くても発症する日和見感染症やHIV関連疾患の発症を抑えこむ可能性が高くなる。

検査に行く時間がない、恥ずかしい、しかし感染不安があるときは!!

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マイナス要素とは?

抗HIV薬は一生涯飲み続ける必要がある。


一生涯飲み続けることから、服薬による飲み疲れが起こる可能性がある。


抗HIV薬を飲み忘れた場合、薬剤耐性HIVが体内に出来る可能性が高くなる。 　

抗HIV薬を飲み忘れたときの弊害とは?

10%の飲み忘れがあっても、体内のHIVは増殖し、その際に薬剤耐性HIVが出現することになり、その結果服用していた抗HIV薬が効かなくなり、他の抗HIV薬 に変更しなければならなくなることから、使用可能な抗HIV薬が無くなることになります。


この様なことが繰り返されると、使用可能な抗HIV薬が無くなり最悪体内のHIVの増殖を食い止めることが出来なります。

written by 血液の鉄人