13.抗HIV薬の服用とHIV検出限界以下について
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HIV検出限界以下とは
HIV感染が判明すると、血液中のHIVの量をPCRで検査します。
HIV検出限界以下とは、PCR検査で血液中のHIVが検出できないことを言います。
HIV検出限界以下と体内からHIVが完全にいなくなったことなのか?
HIV陽性者であっても、適切な治療を受けている人は体内のHIV量が検出できないほど少なくなり、 本人の体調が維持できることはむろん、他の人にHIVを感染させる危険も極めて小さくなります。
しかしHIV量が検出限界以下というのは、完全に体内のHIVがゼロになったことを示すものではありません。
2017年現在の抗HIV療法では、完全に体内のHIVを排除することは出来ません。
HIV検出限界以下になっても体内の何処にHIVは存在するのか?
HIVが検出限界以下まで減少していても、血液中や体液中のリンパ組織内にHIVが存在する可能性があります。
どの程度治療すればHIV検出限界以下になるのか?
血液中のHIVの量は人によりそれぞれ異なることから、その人にあった抗HIV薬を選択します。
現在では抗HIV薬の服用は1日1錠になってきています。
抗HIV薬を服用してから半年から1年以内にHIV検出限界以下になります。 血液中のHIVが検出限界以下になると、HIVの薬剤耐性は起こらないと言われています。
HIVは感染力が低いこともあり、抗HIV薬で治療をしていれば、相手への一定の感染予防効果はあり、 感染率は低下しますが、全く感染させないということを確約するものではありません。
検査に行く時間がない、恥ずかしい、しかし感染不安があるときは!!
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written by 血液の鉄人
13.抗HIV薬の服用とHIV検出限界以下について
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