33.増加するHIVを含む性感染症にどう対処すべきか!!??
性感染症検査キット
1.増え続ける性感染症、どう対処する? 「正論」だけでは防げない時代の新戦略とは
近年、世界中で性感染症(STI)が増加の一途をたどっていて特に、かつては減少傾向にあった梅毒が再び猛威を振るい日本だけでなく、 ヨーロッパでも患者数が急増しています。
感染予防には「コンドームを使おう」「セックスを控えよう」といった、これまでの「正論」が、なぜか効果を示さないという厳しい現実が突きつけられています。
2.一体なぜなのか?そして、この状況にどう対処すればいいのでしょうか?
最新の海外の研究事例から、新しい性感染症予防の戦略を以下に紹介します。
「正論」が届かない理由とは?
性感染症の予防策として、コンドームの使用は非常に有効ですが、このメッセージが現実にはなかなか浸透していません、 その背景には、以下のような要因が考えられます。
・「分かっちゃいるけどやめられない」心理: 人は理性でわかっていても、行動に移すのは難しいことがあります。
・「毎回コンドームを使うのは面倒」という意識: 性行為の度にコンドームを使うことに抵抗を感じる人もいます。
・コンドームの破損や誤った使用: 100%の予防効果ではないため、正しく使っても感染する可能性はゼロではありません。
このため、専門家の間でも、単にコンドームの使用を呼びかけるだけでは、もはや抜本的な解決策にならないという認識が広がっています。
3.アメリカで成果を上げている新しい予防法
そんな中、アメリカでは近年、梅毒の増加に歯止めがかかり始めています。
その成功の鍵となったのが、従来の「行動変容」に頼らない新しいアプローチでした。
それを以下にに紹介します。
4.曝露後予防(PEP):セックスの後に飲む薬
ドキシペップ(DoxyPEP)と呼ばれるこの方法では、性行為後72時間以内に抗生物質(ドキシサイクリン)を服用しこれにより、 梅毒、クラミジア、淋病といった細菌性の性感染症のリスクを大幅に下げられる可能性が示唆されています。
この方法は、性行為の後にすぐ行動すれば予防できるという点で、非常に現実的で「ユーザーフレンドリー」なアプローチと言えます。
5.曝露前予防(PrEP):セックスの前に飲む薬
HIV(ヒト免疫不全ウイルス)の予防策として、すでに確立されているのが**PrEP(プレップ)**です。
HIVに感染していない人が、HIVに対する抗ウイルス薬を定期的に服用することで、感染リスクを99%以上下げられるとされています。
この方法は、毎日服用する方法と、性行為の前後で服用する方法があり、**「セックスをしたいけど、感染リスクを抑えたい」**というニーズに直接応えるものです。
曝露の前に薬を飲む方法としてのPrEPは、HIV感染を予防するのに極めて効果的で感染していない人が、HIVに対する抗ウイルス薬を飲むのです。 毎日飲む方法と、セックスの前後で飲む方法があります。
日本でも「ツルバダ」という薬がPrEP用に2024年に承認されましたが残念ながら2025年12月時点では保険診療ではないので、お値段が高いのが欠点でツルバダは1錠2400円以上する結構なお値段です。
6.時代に合わせた予防戦略へ
「セックスをするな」「コンドームをつけろ」という従来のメッセージは、決して間違ってはいませんが、 現実世界で人々の行動を変えることは非常に難しいのも事実です。
これからは、コンドームの使用に加えて、薬による予防法という新たな選択肢が加わることで、より多角的に性感染症と向き合うことができるようになります。
科学の進歩によって生まれたこれらの新しい予防法は、私たちの性に関する健康を守る上で、非常に心強い武器となるでしょう。
性感染症は誰にでも起こりうる問題ですので正しい知識と最新の予防法を知ることで、自分自身と大切な人を守りましょう。
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記事執筆日
2025年12月10日。
written by 血液の鉄人
33.増加するHIVを含む性感染症にどう対処すべきか!!??
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