エイズウイルスはカウパー液、精液、膣分泌液にも含まれることから、オーラル・セックス(クンニリングスとフェラチオの両方を含む)によって感染するリスクは医学的には非常に低いながらはあり得ますが、実際にこの感染リスクを科学的に計測するのは非常にむずかしいことです。
なぜなら、ほかの性行為をすべてやめてオーラル・セックスだけを行う人はほとんどいないため、仮に感染があったとしても感染経路が特定されないからです。
しかしオーラル・セックスは、膣性交や肛門性交よりもエイズウイルス感染のリスクがはるかに低いとは確かです。
このことは、女性同士のセックスによるエイズウイルス感染が非常に稀なことからも推察されることですし、現実オーラルセックスだけで確かに感染したという正式な報告もありません。