自宅抗体検査について
通信販売による抗体検査キットが多く発売されて、これを利用されている人が多く、この件について
の問い合わせが多くなってきていましたので、これらの検査キットについての内外の論文を参考に実際に使用し検討を行い、結論が出ましたので、ここで皆様にお知らせ致します。
これらの検査キットを使用されるときは以下の点に注意して行って下さい。
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製造販売されている国の公的機関の認可を受けているキットであることを確認して下さい。
例 米国であればFDAの認可を受けているキット
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使用説明書に従って正しく検査をする。
自分勝手な検査方法で検査をしないこと。
正しく判定する。
検査キットの有効期限切れは使用しない。
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使用方法が分からないときは必ず販売会社に問い合わせて、使用方法を確認する。
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これらのキットは抗体検査ですから、不安な行為から12週で検査をする。
12週までに検査をするときは8週以降で検査をして、再度12週で検査をする。
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感染していなくても5%前後の確率で偽陽性反応が出ることがある。
偽陽性反応の原因ははっきりわかっていません。
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仮に陽性となったときは、必ず病院・保健所で再度検査をする。
1回の検査で陽性となっても本当の陽性と判断できません。
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これらの検査キットは日本の厚生労働省の認可を受けていないために、個人の責任で外国から直接個人輸入して、自己責任で使用することになっていますので、どのような結果が出ても、その責任の所在は検査をした当人となることを良く理解して使用されることです。
※医療機関で使用している検査キットは、厚生労働省が『体外診断用医薬品』として承認して『薬事承認番号』が付いています。
これらの検査キットは厚生労働省が『体外診断用医薬品』として承認していませんので、『薬事承認番号』がありません。
これらに付いている『医療用具承認番号』は検査に使用する器具に与えられた承認番号であり、検査キットに対して『体外診断用医薬品』として承認された『薬事承認番号』ではありません。※
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非常に多くの検査キットがありますが、どれを選ぶかは難しいことですが、当サイトの広告にある検査キットは問題ないと考えます。
【注 意】広告のキットを血液の鉄人は推薦しておりませんので、購入して使用されるときは、
ご自身の判断と責任の下でお願いします。