サイレントエイズについて

正式には、『サイレント・インフェクション(沈黙の感染)』と呼びます。
HIVに感染しているのにもかかわらずHIV抗体が長期間(12週以上)見つからない事を言います。
エイズ抗体検査が開発された当初は、検査の感度や精度が悪いことから、このようなことは多く経験されていましたが、現在の抗体検査は、改良に改良を重ねられた優れた検査法ですから現在は、サイレントエイズはあり得ません。

現在は、リアルタイムPCR(NAT)検査で、HIVを直接見つけることが出来ますので、『サイレント・ インフェクション(沈黙の感染)』は存在しません。

感染初期の抗体陰性期やエイズを発症し末期のため抗体を確認できない場合はサイレントエイ ズとしない。
血液の鉄人

新 医学と切手の極意