15.国が勧めている接触確認アプリ「COCOA」とは
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接触確認アプリCOCOAとは
2020年6月19日から利用可能になった日本版接触確認アプリ「COCOA」には、いくつかの深刻な問題があることは各方面から指摘されています。
場当たり的に作ったため当初はシステムの不具合も認められ、なんとか修復はされましたがCOCOAの運営に不可欠な感染者情報の収集システムHER-SYSが完全に機能していないという欠点があります。
さらに深刻な弊害としては、COCOAから通知を受けても、大部分の人が検査を受けられません。
現在の保健所の実情を考えると、これが容易に改善されるとは考えられませんので、COCOAは、不安を煽るだけのアプリといっても過言ではありません。
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接触確認アプリが正しく利用出来るためには
このアプリがうまく機能するためには、多くの人が使うことが必要不可欠で、少なくとも全人口の60%以上の人がダウンロードしなければ、機能しないと言われています。
※2020年10月2日時点でのダウンロード者は、1789万件で、陽性者登録件数は980件※
接触確認アプリの問題点とは
1.陽性者がその事実を自発的に入力しないと役には立ちません、これは極めて難しいと思われます。
陽性になった人は、アプリに入力する余裕はなく自分のことをどうするかが最優先の緊急事項で、入力は二の次となるはずです。
国は匿名性が確保されていると行っていますが、これは簡単には信用できませんので、何らかの理由で自分が陽性であることが知られてしまうと問題が生じると考えて、
入力を控える人が多くいても何ら不思議はありません。
2.このアプリを進んでダウンロードする人は、現時点では非常に少ないと考えられます、なぜならメリットが殆どないからです。
ダウンロードすれば多くのメリットが得られるという確証もなく、国も何のメリットがあると入っていません、ただダウンロードするように行っているだけで、誰が進んでダウンロードするかは疑問です。
政府の説明は
政府の説明によると、通知された場合、「発熱などの症状がある」とアプリに回答すると、近くの専門外来の連絡先が表示されて受診するよう案内されるといっていますが本当にそうなのでしょうか。
また、症状がなくても「家族や友人、職場の同僚など身近に感染した人や感染が疑われる人がいる」と回答すると、専門外来の受診案内が表示されるとされていました。
感染した人と接触した可能性がわかることで、PCR検査の速やかな受診につながり、感染拡大の防止が期待できるとされたのです。
問題は、これがダウンロードのための適切なインセンティブになるかどうかです。
このアプリで陽性申告をするには、厚生省などの保健機関の承認ステップが入ります。つまり勝手に陽性申告はできないようになっています。
しかし、感染を自己申告する際に必要な8桁の「処理番号」の発行を受けなくても、任意の数字を入力すれば「完了しました」と表示されてしまったのです。
これでは、感染していない人でも「感染した」という情報を入力できることになり、混乱が生じるでしょう。
この不具合は是正されたのですが、問題はそれだけではありませんでした。
感染者情報はどうなるのか
感染状況の把握は、5月末までは、NESIDというシステムで行われていました。
ここでは、新型コロナの感染者を確認した医療機関が、手書きの「発生届」を作成します。それをファクスで保健所に送信します。受け取った保健所は、
記載に不備がないかどうかを確認し、個人情報を黒塗りにするなどして、厚生労働省や都道府県にファクスで転送します。
そもそも今時、手書きとファクスとは、信じられないことです。
このシステムは、感染者急増によって当然ながらパンク状態になり、入力作業が遅れました。
そこで、HER―SYSという新システムが導入されました。
ここでは、感染者が確認された場合、タブレットなどで必要な情報を入力します。
このシステムによって、自治体、医療機関の迅速な情報共有が可能になり、事務負担の軽減につながると期待されています。
接触確認アプリCOCOAはうまく使えて役に立つのか
現実はまだまだ一般市民には認知されにくく普及していないという一言に付きます。
まだまだ使いやすいように改良されるべきと思われます。
written by 血液の鉄人