２２．新型コロナは存在しない!!と言う主張
新型コロナは存在しないと言う主張とは
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現在新型コロナやワクチンを巡っては、誤った情報が大量に出回っています。
現在「コロナは存在しない」という荒唐無稽な主張をするグループも存在しているのも事実です。
これはHIV発生の時と同様で、「HIVは存在しない」・「AIDSは存在しない」などという誤った主張をする人も多くいたことは事実ですが、 現在この様な主張をする人はまず見かけなくなりました。
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【エイズ否認主義】
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エイズ否認主義（AIDS denialism）とは、後天性免疫不全症候群（AIDS）の原因が、ヒト免疫不全ウイルス（HIV）以外にある
と考える科学者とその主張を指していう言葉です。
今日では、エイズ否認主義は疑似科学であった、と批判されています。
新型コロナが存在しないという主張とは
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新しい感染症が出現すると、この新しい感染症に対する十分な科学的根拠に基づく情報が少ないことからどうしても否定論が蔓延してしまいます。
新型コロナウイルスとそれによる感染症は、実際存在することは確かなことで世界各国の公的な機関もこれを認めています。
確かに新型コロナウイルスの発生源は、今のところ不明ですが、出どころが不明なことと存在しないこととは全く別物です。
感染者の水増しや過小報告は、国によって存在していることも確かです。
感染者の水増しや過小報告されるからコロナは存在していないとは言えません。
HIVの出現時も同様でした。
新型コロナのPCR検査について/p>
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更に新型コロナウイルスのPCR検査についてもいろいろと言われているのも確かですが、
この検査で風邪も検出するとの主張は間違いです。
PCR検査は新型コロナウイルス特有の遺伝子情報を基にしており、普通の風邪とは区別され、風邪で検出されることはありません。
ただ新型コロナウイルスのPCR検査は、実施されるようになって期間が短いこともあり、検査手法が完全に確率されていないことから、 実施している国によっては信頼性が低いところもあるのは事実です。
新型コロナウイルスのRNAを増やす作業の「増幅サイクル数」が国によって異なっていることから偽陽性及び偽陰性が出現してしまうのです。
これはPCR検査の国際基準がないことに加えて、国によってコロナ政策が異なるからです。
今回突如に導入された新型コロナウイルスのPCR検査は、実際はまだ感染症の検査としては不確実性の高い存在で、 今後さらなる臨床データの蓄積を経て陽性基準としての増幅サイクルも見直されていくみのと思われます、つまりPCR検査の信頼性はそれほど高くないという事は皆様も認識されておいたほうが良いと思います。
新型コロナは存在しないという説に対処するには
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専門家や各国の専門機関が発する医学的根拠に基づく正しい情報を見ることです。
面白おかしく情報を発信するサイトに十分注意することです。
記事執筆日
- 2021年６月28日。
written by 血液の鉄人