２９．新型コロナウイルス新しい変異株PK3とは

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PK3とは

「KP.3」は「JN.1」から派生したウイルスで、日本だけでなく、欧米などの北半球で流行の主流になって来ています。

KP3の流行状況

米疾病管理予防センター（CDC）の報告によると、2024年7月15日時点で米国の新型コロナウイルス感染者の約37%が「KP.3」によるものであると推定されています。

日本での今の主流株はJN.1株の子株である「KP.3株」で、東京都の新型コロナウイルス感染症情報によると、2024年5月からすでにKP.3株が70.4%となっており、6月中旬には、KP.3株の割合は81.1％となっています。

PK3の特徴

ワクチンを接種したり、一度感染して体内にできた抗体がより効きにくく、感染性が高まってより広がりやすい。

上気道感染が多いが、新型コロナウイルス感染による典型的な症状を起こさないケースがかなりの確率で存在しています。

特に暑いこの時期は熱中症と間違われやすい。

症状

KP.3株の潜伏期間は約3日（2日〜5日）程度で、主な症状は以下のとおりです。

喉の痛み　75％

発熱　74％

鼻水　67％

咳・痰　53％

頭痛　41％

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PK3は重症化しやすいのか

幸いなことに現在のところ症状や重症化率に大きな影響を与えたというデータはありませんが、今後の増加に注意は必要です。

PK3予防

予防対策としては、従来の新型コロナウイルスと同様で、ワクチン接種・マスク着用・手指消毒・換気・ソーシャルディスタンスです。

参考サイト

『最新の新型コロナ「定点把握」データ』

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記事執筆日

• 2024年７月24日。
  
  

  written by 血液の鉄人

  
  

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