31.【最新変異株】声が出なくなる「ストラタス」とは?「カミソリ喉ニンバス」との違いと取るべき対策
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現在の新型コロナはどうなっているのか
2025年秋、世界的に新型コロナウイルスの新たな変異株が急速に広がりを見せています。
特にイギリスで感染が急増している「ストラタス(XFG.3)」は、その特徴的な症状から警戒が必要です。
過去の流行株と比較しながら、医学的・疫学的な視点から、私たちが今、何をすべきかを簡潔に解説します。
1. ストラタス(XFG.3)とは?世界の最新動向
ストラタス(XFG.3)は、オミクロン株から派生した新たな亜種であり、WHOによって**「監視下の変異株(Variant Under Monitoring)」**に指定されています(2025年6月指定)。
感染拡大状況: イギリスではこの数週間で感染者が14.3%増加するなど、急速な広がりを見せていて、欧米を中心に感染の波が報告されており、世界的に注意が必要です。
重症化リスク: 専門家は、症状は総合的に**「軽度から中程度」**の傾向にあると認識していますが、感染者数が増えれば、高齢者や基礎疾患を持つハイリスク群の重症化、死亡者数増加につながるため、引き続き警戒が必要です。
2. 「ストラタス」と「ニンバス」は何が違う?
2025年夏、日本を含む多くの国で流行した**ニンバス(NB.1.8.1)**は、「カミソリを飲み込んだような激しい喉の痛み」が特徴でしたがストラタスは、これに続く新たな感染の波として、異なる特徴を示しています。
ニンバス(NB.1.8.1)は、「カミソリ喉」と表現される極めて強い喉の痛みを引き起こし、高い感染力と免疫回避能力を有し喉の炎症が特に激しい。
ストラタス(XFG.3)は、声のかすれ(嗄声)、ガラガラ声、しつこい咳など ウイルスが**上気道(特に喉頭・声帯付近)**で増殖・炎症を起こし、声の変化を引き起こしやすい。
共通症状としては、発熱、鼻水、倦怠感、頭痛、筋肉痛など(一般的な風邪・インフルエンザ様症状)を引き起こしますが味覚・嗅覚の喪失は以前の変異株に比べて少ない傾向。
ストラタスは、ニンバスが特徴的だった「喉の激痛」に加え、**「声のかすれ」**という症状が顕著に出やすいことが、臨床医から報告されています。
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今こそ徹底したい予防と対処法
感染による死亡者数は減少傾向にあるとはいえ、新型コロナウイルスは依然として存在し、常に変異していて2025年冬の季節を迎え、他の呼吸器系ウイルスとの同時流行も懸念されます。
◎予防の「最適かつ強力な策」◎
1)手洗いの徹底: ウイルスが付着した手で、目や鼻、口を触ることで感染リスクは高まりますりで頻繁な手洗いを徹底しましょう。
2)咳エチケットと距離の確保: 咳やくしゃみをしている人とは、1メートル以上の距離を確保し混雑した場所ではマスクを着用することが有効です。
3)最新ワクチンの接種: 重症化を防ぐためにも、流行株に対応した最新の新型コロナワクチンの接種が引き続き推奨されます。
症状が出た場合の対処法
1)検査の重要性: 症状が風邪やインフルエンザに似ていても、新型コロナ感染の可能性を排除するためには検査が非常に重要です。
2)早期相談: 症状が急激に悪化した場合や、65歳以上の高齢者、妊婦、基礎疾患を持つ人(ハイリスク群)は、早めにかかりつけ医に相談しましょう。感染拡大リスクを減らすため、まずは電話で診療を相談することが推奨されます。
3)救急対応: 呼吸困難や持続的な胸の痛みなど、重篤な症状が出た場合は、迷わず救急車を呼びましょう。
ストラタス(XFG.3)に感染した人の主な症状は、これまでのCOVID-19とほぼ共通していますが、
声のかすれ(嗄声)、ガラガラ声、しつこい咳など← これがやや特徴的かもしれません。
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ストラタス(XFG.3)は重症化しやすいのか
現時点で、「ストラタス(XFG.3)」がこれまでの主流株(例:JN.1、KP.3など)と比較して重症化しやすいという明確な医学的証拠は確認されていません。
専門家は、XFG.3は先行するオミクロン派生株と同様に、重症度(入院・死亡のリスク)はほぼ同等とみています。
新型コロナウイルス感染症全体として、依然として高齢者や基礎疾患(心疾患、呼吸器疾患、糖尿病など)を持つ方は、感染すると重症化するリスクが高い状態に変わりはありません。
更に感染力が高い可能性が指摘されており、感染者が増えれば、重症化する絶対数も増加する可能性があるため、注意が必要です。
ワクチンは有効なのか
最新のワクチンは、XFG.3株に対しても**「重症化、入院、死亡を抑制する」**という点で高い有効性が期待されます。
米疾病対策センター(CDC)などの公衆衛生機関は、「XFGは先行株より免疫回避能力が高い可能性」を指摘しつつも、ワクチンは依然として重症化・入院・死亡を抑制する効果が期待できるとして接種を推奨しています。
予防対策は
1)早期のワクチン接種: 重症化を防ぐため、最新の流行株に対応したワクチンが推奨されている場合は、積極的に接種を検討してください。
また抗体ができるまで約2週間かかるため、流行期に入る前の早めの接種が望ましいです。
2)基本的な感染対策の継続
・手洗い・手指消毒の徹底
・換気の徹底(特に屋内で長時間過ごす場合)
・混雑時など、必要に応じたマスクの着用
・体調不良時の対応: 症状がある場合は無理せず休み、医療機関に相談してください。
そして何より、「変異株=恐怖」ではなく、冷静に状況を見る目を持つことが大切です。
**ストラタス(XFG.3)**に対する注目ポイントとまとめ
1.系統と拡大:オミクロン株の派生系統(サブバリアント)で海外で急速に拡大しており、日本国内でも監視が強化されている。
2.症状の傾向:従来のオミクロン株と類似していて、特に**「嗄声(させい:声のかすれ)」**が特徴的な症状として浮上している点が注目されている。
3.免疫回避能力:先行株より免疫回避能力が高い可能性が専門家によって指摘されている(再感染やブレイクスルー感染のリスク)。
4.重症化リスク:現時点では、先行するオミクロン派生株と比較して重症化しやすいという明確な証拠はない(重症度はほぼ同等とみられる)。
5.ワクチン有効性:最新のワクチンは、XFG.3の感染を防ぐ力は完全ではないかもしれませんが、**最も恐れるべき「重症化」を防ぐ「盾」**としての役割は十分期待でき、特に重症化リスクの高い方は早めの接種が推奨されます。
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記事執筆日
- 2025年10月5日。
written by 血液の鉄人