『HIV抗原抗体検査についてHIV抗体の検出には不安な行為から3ヶ月後(12週後)が結果を確認するために必要と理解していますが、
抗原についてですが色々のサイトを見ますと30〜50日以内の検査結果が信頼できる結果で、50日を過ぎると抗原が減って検出できなくなるのでしょうか?』について専門家がわかりやすく解説します。



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    以下本文

    HIV抗原と抗体の動態

      HIV感染後、体内のHIVの量と免疫反応は時間とともに変化します。

      この変化を捉えるために、HIV抗原(p24抗原)とHIV抗体を検査するわけですが、両者の関係性は、時間軸で考えると明確です。

      ◎p24抗原: 感染初期にウイルスが増殖することで出現し、感染後約2?4週間でピークを迎えます。

      しかし、その後、抗体が作られ始めるにつれてHIVが免疫系によって抑えられ抗原量は徐々に減少していきます。

      ご指摘の通り、感染後50日を過ぎると検出が困難になることがあります。

      ◎HIV抗体: p24抗原が増加するにつれて、体はHIVに対抗するための抗体を作り始め、その抗体は感染後約3週間頃から検出可能になり、その後徐々に増加しこの抗体の増加が、p24抗原の減少と入れ替わるように進行します。

      抗原がピークを過ぎて減少していく時期に、抗体が増加していきます。

    抗原抗体検査の信頼性

      現在主流の第4世代HIV抗原抗体検査は、この抗原と抗体の両方を同時に検出します。

      これにより、従来の抗体検査だけでは見逃されていた感染初期の「ウィンドウ期」を短縮することが可能になりました。

    検査を受ける最適な時期とは

      多くの学会や医療機関は、感染機会から4〜6週以内(50日以内)の検査を推奨しています。

      この時期であれば、HIVに感染していればp24抗原が的確に検出されますが、 6週を超えるとp24抗原が血液中から喪失していくことから陰性(偽陰性)となる確率が高くなり、尚且つこの時期のHIV抗体の量が少ないことから、やはり 見落とし陰性(偽陽性)となる確率が高くなります。

    最終確認時期

      結果を確定させるためには、血液中に検出可能な量のHIV抗体が産生されている感染機会から12週間(3ヶ月)以降の検査が推奨されています。

      この「3ヶ月」という期間は、安全性を最大限に考慮した上で設定されたものです。

    結論

      感染後50日を過ぎるとp24抗原は減少しますが、その頃にはすでにHIV抗体が十分に生成されているため、 第4世代検査では感染の有無を高い精度で判定できると言われていますがそう簡単には割り切れません。

      抗原が減少する時期と抗体が検出され始める時期は密接に関係しており、両者が検査で見つかる適切な時期を組み合わせることで、より早期かつ確実に感染を診断することが可能になります。

      言い換えますと、p24抗原を見つけるには不安な行為から50日以内に受け、HIV抗体を見つけるには不安な行為から3ケ月以降に受ける必要があるということです。

      ※ここで言うHIVの抗原p24抗原はHIV-1の抗原で、HIV-2とは関係ありませんので、上記の考え方はHIV-1抗原p24とHIV-1/-2抗体の検査に限定されています※

      ※厚生労働省の認可したHIV-2の抗原を見つける抗原検査は、2025年9月時点では存在していませんので、HIV-2に関しては抗体でしか検出はできません※



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      記事執筆日

      • 2025年09月10日

      written by 血液の鉄人


    『HIV抗原抗体検査についてHIV抗体の検出には不安な行為から3ヶ月後(12週後)が結果を確認するために必要と理解していますが、
    抗原についてですが色々のサイトを見ますと30日?50日以内の検査結果が信頼できる結果で、50日を過ぎると抗原が減って検出できなくなるのでしょうか?』
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