医事通信(2008年11月20日号)
厚生労働省エイズ動向委員会(委員長=岩本愛吉・東京大教授)は19日、3ケ月ごとに公表される、新規のHIV感染者・患者の合計が413人と過去最多を記録したと発表。
- 患者・感染者の累計は1985年の統計開始以来、15,000人を突破!!!。
- 今回発表は、6月30日〜9月28日までに報告された内容は、
- 新規感染者、患者数は294人(男性282人、女性12人)と過去最高。
- 年齢別では、30歳代が116人、20歳代が83人と多く、同性間の性的接触による感染が211人(72%)と最多となった。
- 新たにエイズを発症して患者と認められた人は119人で、2004年同期に次ぐ過去2位を記録。
- 感染、患者数の累計は15,037人となる。
- 岩本委員長は「感染の広がりと検査件数の増加で、新規感染者が増えている。早期治療、感染拡大防止のためにも検査や、予防に関する普及啓発に努める必要がある」とコメント。
- ★先進国では、HIV感染者・患者が激減しているにもかかわらず、日本だけが増加の一歩をたどっています★
- ★HIVに対しての正しい知識を身につけて、自分自身が正しく予防するしか、感染を予防することは出来ません★
written by 血液の鉄人
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