医事通信(2009年08月04日号)
医事通信(2009年08月04日号)新種のHIV発見される!!!!
2009年8月2日、フランス・ルーアン大学病院センターの研究チーム、を発見したと発表した。
この亜型HIVはゴリラから人間に感染した可能性があるということです。
研究チームを率いたJean-Christophe Plantier氏によると、この亜型HIVは西アフリカのカメルーン出身の女性から発見されました。
このウイルスは、HIV感染の大半を占めるHIV-1の一種で、これまで、HIV-1はすべて、チンパンジーとの関連性が指摘されていますが、新たに発見されたHIVは、最も感染例が多いM、症例がほとんどないOとNという3つのHIV-1亜型に加えて、Pと命名されました。
英医学誌「ネイチャー・メディスン」によると、新たに発見された亜型HIVは、カメルーンからフランスのパリに移住した62歳の女性の血液サンプルから発見されたということです。
女性はパリ移住した直後の2004年、HIVに感染していることが分かり、検査の結果、HIV-1に感染していることはわかったものの、どの亜型HIVであるかまでは特定されていなかったという事です。
この女性は、現時点ではエイズを発症しておらず、現在治療を受けており、血液中HIVの量は安定しているということです。
この新種の亜型のHIV-1がどのような経路で、この女性に感染したかは解っていません。
この新種の亜型のHIV-1がどのような経路で、この女性に感染したかは解っていません。
この新種の亜型のHIV-1は、現在のHIV抗体検査で見つかるかどうかの報告はありません。
その為、この新種の亜型のHIV-1は、現在のHIV抗体検査で見つからない可能性もあります。
今後詳細が解り次第、ブログ『血液の鉄人のささやき』または、『新医学と切手の極意』で紹介していきます。
written by 血液の鉄人
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