医事通信（２０１０年０２月１４日号）

HIV感染者とAIDS患者を合わせた新規報告数は328件で過去14位

2010年２月12日、エイズ動向調査委員会は、平成21年９月28日〜平成21年12月27日までの約３ケ月の統計調査を発表。

新規HIV感染者報告数は244件（前回報告249件、 前年同時期292件）で、過去12 位。
その内訳は、男性235件、女性９件で、男性は前年同時期（275件)より減少しているが前回（234件）とほぼ同じ。
女性は、前回（15件）及び前年同時期（17件）より減少。

新規AIDS患者報告数は84件（前回報告96件、前年同時期110件）で、過去24 位。
そのうち男性80件、女性4件で、男性は前回（89件）及び前年同時期（104件）より減少し、女性は前回（７件）及び前年同時期（６件）より減少。

新規HIV感染者

１．同性間性的接触:170件（全HIV感染者報告数の約70％） そのうち159 件が日本国籍男性

２．異性間性的接触:45件（全HIV感染者報告数の約18％） そのうち男性37件、女性８件

３．年齢別では、特に20〜30代が多く、40 歳以上では前回及び前年同時期より減少。


新規AIDS患者

１．同性間性的接触:40件（全AIDS患者報告数の約48％）

２．異性間性的接触:26件（全AIDS患者報告数の約31％） そのうち男性23件、女性３件

３．年齢別では、特に30代以上に多い傾向が見られた。

written by 血液の鉄人

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