医事通信(2012年05月19日号)
唾液によるHIV簡易検査キット認可について
2012年5月15日に開催された米国食品医薬品局(FDA)の血液製品諮問委員会が開催された結果、自宅で検査できるHIV簡易検査キットの認可決定を下す可能性が高くなりました。
この検査キットは、米オラシュア・テクノロジーズ社の簡易検査キット「OraQuick」です。
検査方法は、口腔粘膜採取用綿棒を口内を擦り唾液をとり、それを検査試薬につけてコントロール部位とテスト部位に赤色のラインの発現の有無で判定します。
判定に要する時間は20分です。
検査の信頼性は、99%と言われています。
唾液でのHIV検査は、非常に簡便な検査となりうる可能性を秘めています。
米国食品医薬品局が自宅検査としての認可をすれば、自己責任において個人で購入して使用することが可能となるでしょう。
現時点ではこの程度のことしか判明していませんが、詳細が分かり次第当サイトで紹介いたします。
【注】
「OraQuick」は、唾液検査と指先で血液を採取した血液を使用して検査するキット構成ですが、今回の家庭用はどうも唾液検査のみのようです。
今までには医療用として「OraQuick ADVANCER Rapid HIV-1/2 Antibody Test」 として発売されて利用されています。
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written by 血液の鉄人
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