医事通信(2012年08月25日号)
アジアで発生している成人の免疫不全症候群は、HIVが関与しているのか?
AIDSのような症状の出る新しい疾患がアジアで見つかっています。
米国立衛生研究所(NIH)は、2012年8月23日に医学雑誌『The New England Journal of Medicine』にこれについての論文を掲載しました。
この新しい疾患は、時分の体内で作られた免疫抗体が自分自身の免疫系を攻撃して、破壊することから普通免疫系が正常に機能していれば何の問題もない病原体で発症する日和見感染を起こします。
この疾患の症状はAIDSに似ていますが、HIVが原因ではないと報告されています。
この疾患は、成人がかかることから『成人型免疫不全症候群』と呼ばれています。
米国立衛生研究所の研究チームは、タイと台湾で18〜78歳のおよそ200人を調査し、日和見感染の症状を確認しましたが、いずれの患者もHIVには感染してい無いことが明らかになっています。
この症例は、2004年から報告され、米国立衛生研究所は2005年から調査を開始し、米国にも症例があり、12人はいずれもアジア系で、ほとんどが生存しています。
米国以外では死者も出ていますが、その実数は把握できていません。
現時点ではこの程度しか判明していませんが、今後詳細が分かれば当サイトで紹介致します。
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written by 血液の鉄人
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