医事通信(2013年06月01日号)
第133回エイズ動向委員会報告
2013年5月22日、厚生労働省のエイズ動向委員会は、2012年12月31日〜2013年3月31日迄の3ケ月間の新たなHIV感染者数が、227件と減少し、新規AIDS患者数は107件とほぼ横ばいと発表。
新規HIV感染者の内訳
1.同性間感染 151件
2.異性間感染 44件(男性 35件、女性 9件)
3.母子感染 1件
4.推測される感染経路が複数ある 3件(男性 2件)
5.感染経路が不明 28件(男性 26件、女性 2件)
6.年齢別では、 20〜30代が多い。
新規AIDS患者の内訳
1.同性間感染 63件
2.異性間感染 23件(男性 22件、女性 1件)
3.推測される感染経路が複数ある 3件(男性 1件)
4.感染経路が不明 18件(男性 17件、女性 1件)
5. 年齢別では、30代が多い。
HIVに感染する可能性のある行為をしてしまったら、必ず検査を!!!
病院や保健所に行きづらいと言って検査を受けないのではなく、まずは自宅検査キットで検査を!!
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まとめ
1.前回及び前年同時期に比し、新規HIV感染者報告数は減少し、新規AIDS患者報告数はほぼ横ばいであった。
2.保健所等におけるHIV抗体検査件数は、前回及び前年同時期と比較すると、減少していることからして、真に新規HIV感染者が減少しているとは言えない。
3.新規AIDS患者数はほぼ横ばいとなってますが、検査を受ける人の減少に比例して"いきなりエイズ"の発現率が増加しています。
4."いきなりエイズ"を防ぐためには、早期発見・早期治療が必要ですから、感染する可能性のある危険な行為をしてしまった時には、検査を受ける適切な時が来れば
必ずHIV検査を受けることです。
5.一番大切な事は、感染するような危険な行為をしない!!次に正しい感染予防対策を取ることが大切です。
6.相変わらず"いきなりエイズ"も多く見られることから、
"いきなりエイズ"にならないように十分注意をして欲しいものです。
written by 血液の鉄人
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