医事通信（２０１４年０４月０９日号）
梅毒が復活!!
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国立感染症研究所は、2013年の梅毒患者数は2012年351人の1.4倍に当たる1226人で、2010年から増加傾向にあり、感染者の内訳は男性が80％を占め、
特に25歳から39歳の若年層での感染が目立つと発表しています。
梅毒は無くなったという考えは単なる幻想にすぎない!!
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感染者増加の原因ははっきりと分析されていませんが、専門家によると患者の多くは男性同士の性的接触の経験を持っていることからして、男性同士
のコミュニティーに梅毒が入り込んでいる可能性があると指摘しています。
梅毒は日本には殆ど無いと考えるのは大きな間違いで、ジワリジワリと感染者が増加していることを忘れてはなりません。
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まとめ
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梅毒は梅毒トレポネーマが性行為やオーラルセックスによって皮膚や粘膜の傷口などから侵入して感染します。
コンドームを使用してもコンドームで保護されないペニス下部やペニスの根本に傷やタダレがあれば、そこに感染者の体液や血液が付着すれば梅毒トレポネーマはそこから侵入し感染します。
従って梅毒はコンドームを使用しても確実に感染予防することは出来ません。
また、梅毒に感染すると感染した部位がタダレ、感染防護バリアが破壊されるためにHIVに感染するリスクが数百倍になります。
梅毒は抗生物質での治療が可能可能なため早めに治療を受け、第三者への感染拡大を防ぐ必要があります。
感染する可能性のある行為をした場合、行為から30日経過した時点で"STS検査"を受けることにより信頼できる結果は得られます。
梅毒は日本には殆ど無いと考えるのは大きな間違いで、ジワリジワリと感染者が増加していることを忘れてはなりません。
written by 血液の鉄人
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