医事通信(2017年04月06日号)
2017年04月06日号
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梅毒患者2017年3ケ月で早1000人超え!! 昨年同期上回り、過去最速ペース
2017年4月4日、2017年3ケ月間で梅毒患者が1013人になったと国立感染症研究所が発表。
この数字は、2016年に42年ぶりに梅毒患者が4000人を超えた昨年同時期(796人)を上回るペースで、現行の統計方法になった 平成11年以降最も早くなっています。
過去最速のペースで増加しつつあります。
梅毒患者の実数
東京323人
大阪147人
神奈川61人
福岡55人
愛知45人
埼玉39人
兵庫37人
と都市部に多い傾向が見られます。
おな鳥取、島根、徳島では感染報告がありませんが、患者が潜伏している可能性も否定できません。
何故このように多くの患者が発生しているのか??
現在の梅毒患者の急激な増加は、原因が特定されていません。
どのような要因で梅毒患者が増加しているかが特定できないことから、適切な感染防止策を打ち出すのは難しいのが現実です。
梅毒トレポネーマ感染に気をつけるには
ご存知のように梅毒は梅毒トレポネーマが皮膚や粘膜から侵入して起きる性行為感染症です。
感染後、感染した箇所の皮膚や性器にしこりができ、その後、赤い発疹が出ますが、ほとんど自覚症状がなくこの発疹も数週間で 消えることもあり、患者だけでなく医師も梅毒と気づかないことが多いのが現実です。
梅毒トレポネーマは、口の中の粘膜などからも感染するためキスを含めたオーラルセックスも感染しますし、コンドームを使用 しても完全には感染を防げないません。
このことからして、感染するような危険な行為をすれば適切な時期に必ず梅毒検査を受けることです。
若い女性に患者が多く発生している理由は
ここ数年の傾向として若い女性(特に20代前半)の梅毒患者が多く発生していることも見逃せません。
この理由は定かではありません。
また妊婦が感染すると流産や胎児に感染する恐れがあるため注意が必要です。
梅毒感染について気をつけることとは
梅毒は抗生物質の服用で完治しますので不安な行為をしてしまった、気になる症状があれば早期の梅毒検査を受けることをお 勧めします。
気をつけなければいけないのは、梅毒の流行の裏でHIVが密かに流行していることも否定できません。
梅毒トレポネーマ感染により性器粘膜が爛れていると、HIVの感染率が数十倍から数百倍高くなりますから気をつける必要が あります。
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written by 血液の鉄人
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