２０１８年１０月２２日号
2018年１０月７日現在で梅毒患者が5212人を超えました!!
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年間の感染者数は、昨年の5824人に続いて２年連続で5000人を超えたことになります。
2018年も44年ぶりに5000人台を記録した昨年を上回る勢いで増加しています。
現在の流行は男性が２０〜４０歳代、女性は２０歳代が中心で、一般家庭内にも感染は入り込んでいます。 100人以上の患者の報告のあった都道府県を以下に紹介しておきます。
東京都 1315人
神奈川県 285人
大阪府 893人
愛知県 342人
福岡県 234人
兵庫県 191人
埼玉県 163人
広島県 138人
岡山県 132人
千葉県 121人
梅毒流行で特に気になること
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特に気になるのは、女性患者が急増していることです。
この５年間で患者数は５倍以上になっています。
梅毒は、一般家庭の中にも入り込み主婦などにも感染は広がってきています。
特に近年は、特に20代を中心とした女性の間で梅毒患者増加していることから、この年齢層が 妊娠・出産の時期と重なることから、危惧されているのが「先天梅毒」です。
妊娠中の女性が感染すると、流産や早産などの原因になるだけでなく、赤ちゃんに先天性の障害を引き起こす ことがあるので注意が必要です。
妊娠中の女性が梅毒トレポネーマに感染し、治療せずに放置すると40％は流産や死産となり、生まれた場合も、肝臓や目、
耳に先天性の障害を引き起こす「先天梅毒」が危惧されます。
胎児が胎盤を通して梅毒トレポネーマに感染するリスクは、60〜80％と極めて高確率なのです。
梅毒トレポネーマ感染の予防は
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梅毒トレポネーマ感染の予防は、不特定多数との性的接触は避け、コンドームを使うことで感染リスクは減らせるが、
完全には予防できないことを知っておく必要があります。
※完全には防げませんが感染リスクを低くするので使用することは大切なことです※
感染が疑われる場合は速やかに検査を受け、感染が分かったらすぐに治療すれば完治します。
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梅毒患者増加の本当の怖さとは
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梅毒トレポネーマ感染を見逃し性器に梅毒トレポネーマによるタダレがあれば、HIVの感染率が数百倍高くなることからして、
梅毒の流行の裏にはHIVの流行が潜んでいるを忘れてはなりません。
梅毒患者の増加の裏には、HIV感染者の増加が潜んでいることを夢々忘れてはいけません。
written by 血液の鉄人
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