2019年04月02日号
性病検査 STDチェッカー
2018年1年間の新規HIV感染者といきなりエイズについて紹介します
2019年3月23日、エイズ動向委員会は2018年1年間の新規HIV感染者は2017年より101人減り、
1288人だったとの速報値を発表しました。
今回感染者が減少した理由は不明で、単に一時的な減少の可能性も否定できません。
今回も注目すべき点は、やはりい"きなりエイズ"が多いことです。
いわゆるエイズを発症してからHIV感染に気づく"きなりエイズ"は、367人で28%に上ります。
ちなみにAIDS未発症者数は921人です。
"きなりエイズ"を防ぐには
危険な行為をしてしまった場合必ず適切な時期にHIV検査を受けることです。
危険な行為をしても、「自分は感染していない」、「検査など必要ない」などと考えて検査を受けないこと
が"きなりエイズ"を起こしてしまう最大の原因です。
2018年1年間の主な新規HIV感染者数
同性間性的接触による感染者数は、656人(全HIV感染者報告数の約71%)
異性間性的接触による感染者数は、156人(全HIV感染者報告数の約17%)
もしかして性病?心配なまま放っていませんか?
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2018年1年間の主なAIDS患者数
同性間性的接触による患者数202人(全AIDS患者報告数の約55%)
異性間性的接触による患者数84人(全AIDS患者報告数の約23%)
HIV感染はHIV検査を受けないとわからない!!
良く不安な行為をしてしまった後に、発熱・喉が痛い・倦怠感・下痢・湿疹など起こるとHIVに
感染していると判断できるなどと巷で言われていますが、症状からHIV感染を判断することはできません
不安な行為をした場合には必ずそれぞれのHIV検査に適した時期に検査を受けないとHIV感染の判断はできません。
"きなりエイズ"を引き起こすとどうなるのか!!
現在HIV感染を早期に発見し、早期に治療をすればエイズの発症を抑え込むことが可能となっています。
しかし"きなりエイズ"を引き起こした後から治療を開始しても治療効果は極めて低くなります。
抗HIV薬の治療はエイズを発症する前に行ってこそその効果が得られます、"きなりエイズ"というのは既
にエイズを発症してしまっているから良い治療効果が得られないのです
※HIV感染を防ぐには感染するような危険に行為しない無いのが最善ですが、
正しい予防対策も必要です。※
気になる行為をしてしまった時には!!迷わず検査を!!
気になる行為をしてしまった時には!!迷わず検査を!!
自宅で簡単性病検査
written by 血液の鉄人
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