2019年10月20日号
性病検査 STDチェッカー
2019年10月時点での梅毒患者報告者数が5111人に達したと国立予防研究所が発表!!
ここ数年間梅毒は増加傾向にあり、5000人を超えるのは3年連続となります。
梅毒患者増加の状況
特にこの5年間で梅毒患者が急増しています。
2013年1228人
2014年1661人
2015年2690人
2016年4518人
2017年5770人
2018年6923人
2019年5011人(10月11日現在)
梅毒の洗剤感染者は?
2015年から梅毒患者の届け出数が急激な増加傾向にありますが、これは届けられた患者のみですから実際は届出患者の数倍
の潜在患者が存在していることになります。
現在の梅毒患者急増から考えられること
梅毒患者は20〜40代の男性と20代女性に多く、都道府県別では東京都が1310人と最多で、
大阪府が810人、愛知県が280人と都市部で目立つ傾向にありますが、都市部は検査を受ける人
の数が多いことから見かけ上多い可能性も否定できません。
今の梅毒の流行状態から推測して、全国的に増加傾向にあると考えるべきでしょう。
感染予防対策
梅毒の予防はコンドームを使用しても完全には予防できませんが、使用して感染確率を下げるべきです。
そして、危険な行為をしてしまったときには必ず梅毒検査を受けることです。
もしかして性病?心配なまま放っていませんか?
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梅毒検査を受ける際の注意点
梅毒検査を受ける際の注意点としては、STS検査は不安な行為から4週で受ければ信頼できる結果が得られますが、
偽の陽性反応(生物学的偽陽性反応、BFP:Biological False Positive)の出現リスクが高いことに気をつける
必要があります。
TP検査については偽の陽性反応の出現頻度は低いですが、受ける時期がSTS検査より遅くなります、
すなわち不安な行為から6週以降に受けないと偽の陰性反応の出現リスクが高くなります。
特に保健所で実施している梅毒迅速検査は、TP検査ですから不安な行為から6週以降に受けないと
梅毒トレポネーマに感染していても陰性(偽陰性反応)となってしまいます。
STS検査とTP検査のどちらを受けるかによって受ける時期が異なることを十分理解しておく必要かあります。
梅毒流行の怖さ
梅毒流行の裏にはHIV流行が隠されていることを忘れてはいけません。
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気になる行為をしてしまった時には!!迷わず検査を!!
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written by 血液の鉄人
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