医事通信(2020年08月21日号)

2020年08月21日号



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非常に興味深い新型コロナウイルスの話!!
日本人は既に新型コロナウイルスに対する集団免疫ができている!!???

2020年8月13日東京理科大学の村上康文教授らの話として、日本の新型コロナウイルス感染による死者や重症者が欧米に比べて少ない要因の 一つとしてすでに"集団免疫"が出来上がっているという話です。

東京理科大学の村上康文教授らは、新開発の検査システムを用いた首都圏での抗体検査で、従来の結果を大きく上回る数値を得たことと、陽性が出なかった例を含む検体のほとんどで、 すでに何らかのコロナウイルスに感染している"既感染"(すでに感染している)を示す反応があったことが判明したことから、すでに新型コロナウイルスに対する免疫を獲得している可能性があるというのだ。


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抗体保有率の実情

    厚生労働省が実施した抗体検査では東京の抗体保有率は、0.10%で、これに比べるとはるかに高い水準で、東京の人口比でみると、 公表された累計感染者数(13日時点で16680人)より大幅に多い約26.6万人が、すでに新型コロナに感染していると推測できるとのことです。

    医学的常識として一般に「集団免疫」が成立するには少なくとも60〜70%の抗体保有が必要とされることからして、2%弱程度では圧倒的少なく感じますが、 村上教授は陽性の水準に届かなかったものも含めて、ほぼ全ての検体で抗体の反応があったと発言しています。

抗体の種類とは

    抗体についてわかりやすく解説しますと、グロブリン(Ig)と呼ばれる抗体には複数の種類があり、抗体検査の際、 初感染では「IgM抗体」が最初に上昇し、遅れて「IgG抗体」が上昇するのが一般的ですが、今回の検査ではほぼ例外なく、 IgMとIgGが同時に上昇しているとのことです。

    IgGとIgMの両方の抗体が同時に上昇した場合、「既感染(過去のコロナウイルス感染)」を意味しており、それが新型コロナウイルスによるものか、 過去のコロナウイルスによる「交差反応」かどうかの判断は現時点では出来ていません、原因の解明については今後の課題となるでしょう。

    要するに今の抗体検査で陽性とならなくても抗体は存在している可能性は否定できないということですか、これを明らかにするにはまだまだ時間が必要となります。

これからの新型コロナウイルスに対する心構え

    ある専門家は今後のとるべきコロナ対策について、自然免疫の観点からして、ストレス不安と自然免疫の低下を媒介する「脳疲労」の概念から、ストレス不安があると自然免疫は低下し、 ウイルスに感染しやすくなるのでコロナ不安や経済危機自体が免疫を劣化させるので、臨機応変にコロナに対応することが大切と指摘しています。



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written by 血液の鉄人



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