鉄人レター 069号









■□□□ エイズは正しい知識を身につけることで予防可能な病気です!! □□□■


■□□□□□□□□□ 正しい知識を身につけて予防 □□□□□□□□□□□□■

              新・医学と切手の極意

                 鉄人レター         

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2013/08/31(No.69)
                      
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         ■■ 性行為感染症についての正しい知識シリーズ ■■
             −その2.咽頭クラミジア−
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 各種性行為感染症に関する質問が多く寄せられていますので、数回に渡り各種性行
 為感染症についての解説をしていきます。

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 □ 潜伏期間

 感染する可能性のある行為をしてから症状が出るまでの期間。

 およそ1〜3週間。

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 □ 症 状

 男女共に喉の腫れや痛み、発熱などがありますが、こうした症状は通常の風邪とよ
 く似ており、多くの人は市販のカゼ薬で対応したり、受診してもカゼと診断されて
 しまうケースが多いのが実情です。

 症状が出ることが少ないため、なかなか感染したことに気づかない場合が多く、オ
 ーラルセックスでクラミジアが喉に感染して喉から性器にクラミジアが感染してし
 まう可能性が非常に高くなるのもクラミジア感染者の増加理由です。

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  □ 感染力
 
 1回のオーラルセックスでの感染率は、50%以上と高いのが特徴です。

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 □ 治療しないで放置するとどうなる?

 咽頭炎、慢性の扁桃腺炎になることもありますので、早期発見、早期治療が必要です。
 また、唾液が性器に接触することから性器にクラミジアが感染します。

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 一休みして以下をお読み下さい。
 

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      =================================================================================== それでは続きをどうぞ ===================================================================================  □ 検査方法  1.喉のうがい液で検査する方法  喉のうがい液を使用してクラミジアSDA法で検査を行います。  2.喉の粘膜を拭ったものでの検査  スワブと呼ばれる綿棒で喉の粘膜をネグったものでクラミジアSDA法で検査を行います。 --------------------------------------------------------------------------------  □ うがい液と粘膜を拭った物での検査で差が認められるのか?  両検査方法の検出率については、ウガイ液を使用したほうが検出率は良いというデータ  が有ります。  喉の奥の粘膜喉を擦るため気持が悪くなることからして、簡単にできるうがい液を使用  する方が良いと考え、うがい液を使用する医師が多いのが現状です。 ------------------------------------------------------------------------------- □ 検査材料  男女とも喉のうがい液か喉の粘膜を拭ったものを使用します。 -------------------------------------------------------------------------------  □ 咽頭クラミジア再検査の必要性  クラミジアの治療により、症状がなくなった場合でも、クラミジアがのどの粘膜に残  っていることがあるので、処方された抗生物質を飲み終わってから、2週間程度経過し  た時点で、再度、咽頭クラミジアSDA法で検査を受けて、咽頭にクラミジアが存在しな  いことを最終的に確認する必要があります。  ※多くの人が、抗生物質を飲みきった時点で再度の検査を受けずそのまま治療を中断す  ることから、完治していない状態から第三者に感染を広めていることが多く見られます※ -------------------------------------------------------------------------------  □ 咽頭クラミジアの注意点  咽頭クラミジアの症状は風邪や扁桃腺炎などに似ているために、内科や耳鼻咽喉科を受  診しても咽頭クラミジアに感染するリスクのある行為をしたとハッキリ医師に告知して  検査を受けないと、咽頭クラミジアの感染を見逃されることになります。  咽頭クラミジアの治療経験豊富な泌尿器科、性病科、咽喉咽喉科を受診するのが一番の  方法です。 --------------------------------------------------------------------------------  □ HIV感染との関係  咽頭の粘膜にクラミジア感染があり、咽頭の粘膜がタダレれば、当然体液が多く咽頭に  入るオーラルセックスによって、HIV感染の確率が高くなることを十分認識しておく必  要があります。 -------------------------------------------------------------------------------  □ 治療方法  通常の咽頭クラミジアの治療で使用される抗生物質には、ジスロマックやクラリスなど  のマクロライド系抗生物質、ビブラマイシンやミノマイシンなどのテトラサイクリン系  抗生物質、クラビット、タリビットなどのニューキノロン系の三種類があります。  一番良く使用されるのは、マクロライド系のジスロマックで、ジスロマックは1回の服  用でその効果が1週間程度は持続するという点です。  ※性器クラミジアの治療法とほぼ同じですが、咽頭クラミジアは性器クラミジアに比べ  て治りがよくないため、よりしっかり治療する必要性があり、治るまでに性器クラミジ  アの2倍以上の抗生物質と時間がかかることがあります※ -------------------------------------------------------------------------------  □予防対策  咽頭クラミジア感染症は、唾液を介して感染しますから、ディープキスやフェラチオ、  クンニリングスで感染しますから、コンドームで感染予防をすることは出来ません。  仕事でオーラルセックスをしている人は定期的に検査が必要です。 --------------------------------------------------------------------------------  □ 咽頭クラミジアはイソジンで予防できるのか?  巷の噂では咽頭クラミジアの予防にはイソジンがよいと囁かれ、オーラルセックスの前  後にイソジンでうがいをする人が多くいるのは事実です。  ある程度の効果はあるかもしれませんが、完全に予防できるとはいえません。  なぜならオーラルセックスを行っている最中に、咽頭粘膜にクラミジアが侵入して感染  しますから、行為の後にイソジンでうがいをしても感染を予防することは出来ません。    イソジンで咽頭クラミジアを予防できるというのは一種の都市伝説です。 ===================================================================================  ※まとめ※ ===================================================================================     1.性行為感染症の中から、今回は咽頭クラミジアについて正しい知識を持っていただ    き、正しく感染予防が出来るように最低限の解説を試みました。  2.現在、風俗店において咽頭クラミジアに感染する人が多く報告されています。    性行為をしないでオーラルセックスにおいて感染させられています。  3.当然、風俗店で感染した人が一般の女性に感染させ、その女性から他の男性へと感    染したり、家庭の中にまで感染が広がっているのが現状です。  4.喉にクラミジアに感染しても男女ともほとんど症状が出ないことから、感染に気づ    く人は少く、知らず知らずのうちに第三者へ感染を広げています。  5.ディープキスやオーラルセックスでも感染しますから、感染したことがわかれば必    ずパートナーも一緒検査を受ける必要があります。  6.咽頭クラミジア感染に気づかず放置すれば、唾液との接触で性器にクラミジアが感    染し、知らずにコンドーム無しの性行為をすれば、HIVの感染リスクが極めて高く    なることから、咽頭クラミジア感染を侮ることはできません。 ====================================================================================  ◆編集後記◆ ============================================ 最後までお読み頂き、ありがとうございました。 ご理解いだけましたでしょうか。   ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■                                   今号をお読み頂き、いかがでしたか?  お役に立ったと思われた方は、是非ともワンクリックをお願いします。                    ↓ ↓  ↓               https://clap.mag2.com/heafrealat?hiv/STD2  今後の編集の参考にさせて頂きます。  お手数をおかけしますが宜しくお願いします。   ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ============================================ ◆編集後記◆ ============================================ 最後までお読み頂き、ありがとうございました。 ご理解いだけましたでしょうか。 本メールマガジンへの感想・ご意見・ご質問・ご要望等がございましたら、ご遠慮 なくご連絡下さい。 メールを受け取り後24〜48時間以内に必ず返信致します。 ↓ ★ https://form.mag2.com/thaedousti★ 【ご注意】 ★★フリーメールの、「Yahoo!メール」や「Gmail」は、スパム対策を取っていま すので、送信されたメルマガが「迷惑ホルダー」に送り込まれますのでご注意下 さい。 出来れば、「Yahoo!メール」や「Gmail」をご使用にならず、プロバイダのメルア ドを使用されれば確実にメルマガを受け取れます★★ 次回発行は、2013年9月下旬を予定しておりますのでご期待下さい。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−----- ****************************************** ★最後に次の点だけは、何卒、ご了承のうえご購読下さい★ ●このメールマガジンは、長年エイズ研究に従事しその間に有した経験と知識を 基にして、内外の学会・専門雑誌・各国の情報をも参考に出筆し、万全を期して おりますが、ご利用により、発生したいかなるトラブル・損失等に対しても、発 行者は一切責任を負いませんので、ご利用は自己責任でお願いします。 また、記事の一部又は全部の転載を禁じます。 ===========<新医学と切手の極意 鉄人レター>================ 発行者 : 血液の鉄人 ウェブサイト : https://voxsangman.com/ ご意見、ご感想: https://form.mag2.com/thaedousti ============================================

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