＋============================================================================＋ ちょっと一休みして下記のブログをお楽しみください!! ※血液の鉄人の医学と切手のサイト※ 医学関係の仕事に携わっている傍ら長年収集した医学切手を使用して、医学関係の出 来事を興味深くそしてわかり易く解説しています。 https://ameblo.jp/sangvoxman/" ＋----------------------------------------------------------------------------＋ ※血液の鉄人の医学切手の部屋※ 今までに収集した世界各国の医学切手を使用して、医学の歴史・医学に貢献した人 物・切手に描かれた病気や各種臓器など興味深くかつ理解しやすく紹介しています。 https://blog.voxsangman.com ＋============================================================================＋ □ サーモカメラの正しい運用法 可能な限り外部環境の影響を受けない場所に設置して、外気や日光に気を付けて、 サーモカメラを風や日光から守ることはもちろん、外から来たばかりの人には、少し時 間をおいてから検温する必要があります。 測定までにどれくらいの時間をおくかは、屋外と屋内の環境の違いや、運用上の制約 を考慮して、検討する必要があります。 また赤外線の特性として、サーモカメラに近づくと、温度が高くでることからカメラ の近くで温度を測ると、健康でも37.5℃を超えてしまう場合があることを認識しておく 必要がありま。 重要なことはメーカーが推奨する測定距離以上近づかないように、動線を工夫する必 要があるということになります。 またサーモカメラには、温度測定の「分解能」と「誤差」があります。 分解能というのは0.01℃刻み、0.1℃刻みといった目盛りの細かさを表し、誤差は文 字通り温度をどれだけ正確に測れるかというもので、一般的に±0.3℃〜±2℃くらいの ものが多いです。 人の体温を測るのであれば、誤差は小さくないと意味がありません。 業者によっては、分解能と誤差の違いを全く理解してなくて、分解能の数値を誤差の 数値と語る場合があるから注意が必要となります。 人の体温は35℃〜40℃くらいなので、その範囲で、なるべく正確かつ迅速に測れるサー モカメラが必要となってきます。 ＋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━＋ □ 体温を測定する機器とは 体温は体温計で測定します、 "薬機法"では体温計が医療機器として指定されて、放射温度計を含めて一般的な放射 温度計やサーマカメラは、体温計として使用できません。 ※薬機法とは、正式名称を「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に 関する法律」と言いい、医薬品、医療機器等の品質と有効性および安全性を確保する他、 "保健衛生上の危害の発生及び拡大の防止"・"指定薬物の規制"・"医薬品、医療機器及び 再生医療等製品の研究開発の促進"を目的に製造・表示・販売・流通・広告などについて 細かく定めた法律です※ 体温計は医療機器であり、薬機法で規定されていますが、サーマルカメラや単なる温度 計は医薬品でも医療機器でもなく、薬機法は関係しません。 ＋============================================================================＋ ★血液の鉄人からのお知らせ★ ＋============================================================================＋ 『新 医学と切手の極意』は、サイト運営強化のためにカンパをお願いしています。 サイトを利用・当メルマガをお読みになって"お役に立てたとき"は、カンパをお願 い致します。 ↓ https://voxsangman.com/kanpa/kanpa.html ＋----------------------------------------------------------------------------＋ HIVを含む性行為感染症に関する相談がありましたら、『新医学と切手の極意』の 「電話相談室」をご利用下さい。 ↓ https://voxsangman.com/tel/tel.html また、「エイズ相談掲示板(PC専用)」でも相談を受け付けております。 ↓ https://voxsangman.com/kiyaku/kiyaku.html 携帯電話からは、「携帯電話専用エイズ相談掲示板」をご利用下さい。 ↓ https://voxsangman.com/keitai/keitai.html ＋=============================================================================＋ それでは続きをどうぞ ＋=============================================================================＋ □ 正規の体温計か否かの確認方法 購入した体温計が医療機器であれば、製品に「医療機器」という表示があります。 具体的には、本体か直接の包装に、高度管理医療機器、管理医療機器、一般医療機器の いずれかが記載されていて、承認番号あるいは許可番号、認証番号、届出番号のいずれか の記載注があります。 体温計などの医療機器の購入を検討する際などは、製品の「使用目的又は効果」や「使用 上の注意」などを十分確認して下さい。 注：医療機器であれば、製品固有の数字とアルファベットで構成された16桁の番号が記載 しれていますが、これはその製品を、国内で、医療機器として製造販売するために必要な手 続きを行ったことを示すものです。 ＋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━＋ □ 体温計の種類 体温計には、 １．実測式:脇の下などで測定する水銀体温計 ２．予測式:電子体温計 ３．赤外線式:鼓膜の温度を測定する体温計 ４．赤外線式:赤外線でおでこの体温を測定する体温計があり 当然のことながら体温計のタイプによって測定温度に差があり、当然個人差もあります。 耳で測定する３が高く測定される傾向にあり、低い傾向だった実測式の１に比べると0.2〜 0.8℃の差があるとの報告があります。 脳温をよく反映する鼓膜の検温は、体の中心体温を測るため高く測定されます。 しかし、小児の場合は耳管が太く短く直線的なので、外気温の影響を受け低く測定される ことがあります。 １と２で比べると、予測式の２が高く測定される傾向があり、４は測定する額が外気温の 影響が受けるためか、わきや耳の中間的な温度となります。 体温計のタイプ、検温部位によって測定温度に差があることは避けることは出来ないこと から、体調のよいときに日頃使用している体温計で検温し自身の平熱を知っておくことが大 切です。 ＋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━＋ □ ネットでの非接触型体温計購入の注意 ネット上では粗悪な非接触型体温計が多く販売されているので、購入時に十分ご注意 下さい。 日本国内で販売できる医療機器は「製造販売承認・認証」を受けたものだけです。 これには企業としての責任体制の審査や外国製機器の場合は「外国製造業者登録」も 含まれていて、「医療機器認証番号」の表記があります。 医療機器に付与される「医療機器認証番号」の表記もなく、製品の製造メーカが確認 できない状態のもの、あるいは日本語の添付文書のないものは購入してはいけません。 外国製品でも「製造販売承認・認証」を受けた製品は、「外国製造業者登録」も含ま れていて、医療機器認証番号」の表記があります。 ＋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━＋ □ 非接触体温計の購入の仕方 体温計の場合、「非接触体温計」と記載があり、以下の商品の説明が記載されてい ます。 ※医療機器区分:特定管理医療機器 ※医療機器認証(承認)番号:301AFBZX00069000 体温計でなく単なる温度計の場合は、「非接触式電子温度計」と記載され、医療機器区 分:特定管理医療機器や医療機器認証(承認)番号は記載されていません。 ※「非接触体温計」と記載されておらず、「非接触式電子温度計」と記載されている製品 は、体温計でなく単なる温度計ですので、購入時には注意してください!※ ※「非接触型体温計」と記載されていても、外国製品(特に中国製)の場合、医療機器区分 :特定管理医療機器や医療機器認証(承認)番号の記載のない製品は、体温計でなく温度計で すから購入時には注意してください※ ＋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━＋ □ おまけ 風邪を引いたときなど一般的に「熱がある」というのは間違いで正しくは「体温が 高い」と言うのが正解です。 ＋============================================================================＋ ※まとめ※ ＋============================================================================＋ 体温測定とそれに使用される機器を紹介し、体温測定について正しく理解できる内容と しましたので、熟読されて正しく理解されることを切望いたします。 +■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■+ ご不明な点がありましたら以下からお問い合わせください。 ↓ ↓ ↓ https://tayori.com/form/454ccc126443591288d908fd4318fd414b6250fe 必ず返信させていただきます。 +■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■+ ◆編集後記◆ ＋＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝=====＋ 最後までお読み頂き、ありがとうございました。 ご理解いだけましたでしょうか。 本メールマガジンへの感想・ご意見・ご質問・ご要望等がございましたら、ご遠慮 なくご連絡下さい。 メールを受け取り後24〜48時間以内に必ず返信致します。 ↓ ★https://tayori.com/form/454ccc126443591288d908fd4318fd414b6250fe★ 【お願い】 この機会にぜひとも無料メルマガ「鉄人レター」の購読予約をお願い致します。 購読予約は以下からお願い致します。 ↓ ★ 鉄人レター購読予約★ 【ご注意】 ★★購読予約に際しましてはフリーメールの、「Yahoo!メール」や「Gmail」は、スパム 対策を取っていま すので、送信されたメルマガが「迷惑ホルダー」に送り込まれますのでご注意下さい。 出来れば、「Yahoo!メール」や「Gmail」をご使用にならず、プロバイダのメルア ドを使用されれば確実にメルマガを受け取れます★★ 次回バックナンバーの追加掲載は2022年６月中旬を予定しておりますので、ご期待下さい！ 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