難読医学用語−その3−
曖気の読み方
『あいき』と読みます。
『おくび』とも読みます。
医学的には『曖気』は、『あいき』と言います。
げっぷのことです。
※『あいき』という言葉は、医療現場以外ではほとんど知られていない言葉なので、 日常生活で使用するのはふさわしくありません。
※『おくび』は古い言葉なので、日常生活の中で「げっぷ」の意味で使われることは滅多にありません※
※口に出して言わないことや、それらしい様子も見せないことのたとえとして「おくびにも出さない」という使われ方をします※
吃逆の読み方
『きつぎゃく』と読みます。
しゃっくりのことです。
狭窄の読み方
『きょうさく』と読みます。
すぼまって狭いことを言います。
視野狭窄、脊椎間狭窄症などがあります。
乏尿の読み方
『ぼうにょう』と読みます。
排泄する尿の量が著しく少ない状態を言います。
閉尿の読み方
膀胱内に尿が多量に貯留していて、尿をしたいという気持ち(尿意)があっても排尿できない状態を言います。
罹患の読み方
『りかん』と読みます。
罹患の"罹"が"羅"に似ていることから、『らかん』と読むのは間違いです。
病気にかかることをいます。
糜爛の読み方
『びらん』と読みます。
皮膚や粘膜の上層の細胞がはがれ落ち、内層が露出している状態になることをいいます。
粘膜がただれることを指します。
written by 血液の鉄人
記事執筆日
2021年8月3日。
難読医学用語−その3−
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