HIV/AIDSに関する基礎知識−1.初期症状−
自分でできる性病検査!宅配ドクター
初期症状とは
初期症状とはHIVに感染後2〜4週間程度後に現れる症状を言います。
要するにHIVに感染して初期に出る症状です。
初期症状とは、体内に侵入したHIVと身体の免疫機能との戦いの結果現れる症状です。
ですから不安な行為から5週以降の体調不良の症状や、いつまでも続く体調不良はHIV感染による初期症状ではない確率が
極めて高いということです。
初期症状の主な症状とは
39℃以上の発熱とともに全身のリンパ腺が左右対称に腫れ、関節痛、咽頭痛、倦怠感、全身に出る痒みも痛みもないバラ疹、
そして場合によっては下痢など、風邪やインフルエンザや風疹と診断されるような症状が出現します。
HIV感染による初期症状は、風邪・インフルエンザ・風疹の症状とよく似ていることからして症状からのHIV感染の判断はでき
ません。
また、初期症状が全く出ない人もあれば、出ても軽く気づかない人もあります。
初期症状でHIV感染は分かるのか
発熱・リンパ腺の腫れ・発疹・関節痛・筋肉痛は、HIVに感染していなくても他の感染症(インフルエンザ、風疹、麻疹など)でも起こりますから、症状からHIV感染を
判断することは出来ません。
HIV感染の判断は、適切な時期にHIV検査を受けることですしか出来ません。
初期症状はいつまで続くのか
これらの初期症状は、数日から長くても1週間以内には完全に消失し、以後出ることはありません。
また、一度消失した初期症状は再度出ることはありませんし、症状が消失したり出たりの繰り返しもありません。
初期症状が消失した後は、一切の症状のない無症候性キャリア期と移行していき、自覚症状が何もない時期が数年間続きます。
この間も体内では、HIVがリンパ球に感染し続けリンパ球を破壊していきますから、免疫機能は徐々に低下していきますが、
感染者当人はそのことには気づくことはありません。
そして3年から10年以内にエイズが発症します。
HIV感染とエイズ発症は同じなのか
HIVに感染して初期症状の出る時期や、無症候性キャリアといわれる時期は、HIVに感染しているということでエイズではありません。
エイズとはHIVにより免疫が低下し、特有の症状を発症した状態を言います。
無症候性キャリア期には、体内でのHIVの量は一定のレベルに抑えられていますが、体内の免疫がある程度低下すると、
抑えられていたHIVが一気に増殖し、そして免疫が低下することによりよりさまざまな感染症すなわち日和見感染症に感染してしまいます。
これら日和見感染症を引き起こす病原体は、身体が元気で免疫力がある時には従順で何の悪さをしませんが、免疫力が低下すると
途端に反旗を翻して身体に悪さをし始めます。
日和見感染症を引き起こす病原体は、真菌(カビ)、細菌、ウイルス、原虫などがあります。
※日和見感染症に関しては、『エイズの指標疾患について』を良くお読み下さい※
いきなりエイズ
ここ数年来では、HIV感染に気づかず、体調が極めて悪くなってから受診しその時にHIV感染を指摘されることが増加しています、
このようなことを"いきなりエイズ"といいます。
受診してHIV感染を指摘された時には、エイズを既に発症してしまっています。
いきなりエイズを防ぐには
HIVに感染する可能性のある不安な行為をした場合は、必ず適切な時期にHIV検査を受けることが"いきなりエイズ"を防ぐ手段です。
危険な行為をしないのにこしたことはありませんが、してしまった場合には必ずHIV検査を受けることです。
【好評です!】 自宅でカンタン、匿名検査!
◆性病検査 STDチェッカー◆
--------------------------------------------------------------------------------
検査項目は豊富、あなたの不安に合わせてお選び頂けます。
◆クラミジア◆淋菌◆クラミジア(のど)◆淋菌(のど)
◆HIV(エイズ)◆梅毒◆B型肝炎
◆マイコプラズマ◆ウレアプラズマ
◆トリコモナス◆カンジタ◆一般細菌◆ヒトパピローマウイルス
◆C型肝炎
--------------------------------------------------------------------------------
検査キットはこちら
written by 血液の鉄人