だれでも簡単にできる高精度に血液検査キットです。
《NTTデータの安心管理で秘密厳守》 ⇒詳細はこちら
ダイナスクリーン・HIV Comboの判定
-
検体滴下20分後にコントロールラインと抗原判定ライン及び抗体判定ラインを肉眼で観察し、赤色ラインの有無を確認して判定する。
１．陽性
-
陽性・・・抗原及び抗体判定窓及びコントロール判定窓の全てに赤色ラインが現れた場合。
(1)HIV-1のp24抗原陽性・・・Cのコントロール判定窓に赤色のラインが認められ、AGの抗原判定窓に赤色ラインが認められ、ABの抗体判定窓に赤色ラインが認められない。
(2)HIV抗体陽性・・・Cのコントロール判定窓に赤色のラインが認められ、ABのHIV抗体判定窓に赤色のラインが認められ、AGの抗原判定窓に赤色ラインが認めらない。
※この場合のHIV抗体は、HIV-1抗体かHIV-2抗体かの区別はできない※
(3)HIV-1抗原とHIV抗体が共に陽性・・・Cのコントロール判定窓に赤色のラインが認められ、AGの抗原判定窓とABのHIV抗体判定窓の両方に赤色のラインが認められる。
※この場合のHIV抗体は、HIV-1抗体かHIV-2抗体かの区別はできない※
陽性判定事例
 |
 |
 |
|---|---|---|
| HIV-1の p24抗原陽性 |
HIV抗体陽性 | HIV-1のp24抗原と HIV抗体が共に陽性 |
２．陰性
-
Cのコントロール判定窓に赤色のラインが認められ、ABのHIV抗体判定窓及び、AGの抗原判定窓に赤色ラインが認めらない。
陰性判定事例
Cのコントロール判定窓に赤色のラインが認められ、
ABのHIV抗体判定窓及び、AGの抗原判定窓に赤色ラインが認めらない。
３．判定無効（再検査）
-
コントロール判定窓に赤色ラインが現れない場合。
(1)ABの抗体判定窓に赤色ラインが認められても、Cのコントロール判定窓に赤色のラインが認められない。
(2)AGの抗原判定窓に赤色ラインが認められても、Cのコントロール判定窓に赤色のラインが認められない。
(3)AGの抗原判定窓とABの抗体判定窓に赤色ラインが認められても、Cのコントロール判定窓に赤色のラインが認められない。
(4)AGの抗原判定窓とABの抗体判定窓、Cのコントロール判定窓の全ての判定窓に赤色のラインが認められない。
判定無効事例
左端から(1)(2)(3)(4)
判定上の注意
-
反応時間が40分を超えた場合は、誤判定を招く恐れがあるので再度検査をし直す必要があります。
反応時間が40分を超えて出現した全ての赤色ラインは、無効とする。
19．迅速抗原抗体検査-ダイナスクリーン・HIV Combo- の判定方法│新知識の窓目次｜新 医学と切手の極意