HIV感染による発疹
HIV感染による初期症状の発疹
HIVに感染すると、2〜3週間後に初期症状として発疹が出ます。
発疹の状態としては、
1.高熱と共に出る
2.全身に出て、身体の一部だけに出ることはない
3.バラ色の発疹
4.痛みや痒みのない5〜10mmの大きさのバラ色の発疹
5.発疹自身が盛り上がることなく、皮膚と同じ平坦な状態
6.数日から1週間程度で消失して以後出ることはない
7.出たり消えたりはしない
蕁麻疹と発疹は似たような物ですが、根本的な違いとしては、蕁麻疹は、数時間か長くても24時間で消失しますが、
HIV感染による発疹は数時間〜24時間では消失しません。
蕁麻疹は、基本的には数時間で消えますが、中には、数時間で消えない物もあります。
蕁麻疹と発疹の区別はつきにくいですが、一般的には、蕁麻疹は数時間で消えますが、発疹は数時間で消えない物が多いです。
蕁麻疹と発疹の区別はつきにくいことから、HIV感染を発疹で判断することは出来ません。
典型的なHIV感染による初期症状としての発疹を紹介しましたが、この発疹も風疹の時の発疹とよく似ていることなどから
素人判断ではHIV感染の発疹とはわかりませんので、参考として見て頂く必要があります。
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