クラミジア感染は放置すると無精子症になる
無精子症とは
無精子症とは精液の中に精液がまったく見られないことを言います。
クラミジア感染を放置すると何故無精子病になるのか
男性は尿道よりクラミジアに感染し、そのまま放置して治療をせずにいると、精巣で造られた精子を精管に送り出す役割をする精巣上体にまで感染が広がってしまう場合があります。
精巣上体にまで感染が進むと精管が塞がり、射精された精液の中に精子がいないという無精子症になってしまう可能性があります。
クラミジアに感染すると自覚症状はあるのか
男性の場合、尿道に感染すると、排尿時に違和感を感じるはずですが、感染者の約半数は全く気づかない場合が多いとされています。
20代で症状のない男性に尿検査をすると、つねに4〜5%の感染者が見つかると言われ、女性でも、約80%の感染者に症状がないというデータがあります。
クラミジア感染を防ぐには
クラミジアに感染しても症状がない、あるいはあっても気づかないことが多いことから、感染するような行為をしてしまったときには必ず検査を受けることです。
また感染予防にコンドームを使用することです。
クラミジア感染は放置すると無精子症になるとの海外での報告
尿道や前立腺、精巣上体といった精路の感染ではなく、精巣に直接クラミジア感染が起こることにより、造精機能が低下して無精子症の原因となりうることが報告されています。
(Bryan ER, et al. Detection of chlamydia infection within human testicular biopsies. Hum Reprod 2019; 34: 1891-1898)
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記事執筆日
2022年03月033日。
written by 血液の鉄人
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