性感染症のための10章
−10.HIV感染による初期症状の10章−
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以下本文
性感染症のための10章記事について
今回から連載する『性感染症のための10章記事について』は、各性感染症についての疑問を10章に要約してわかりやすく解説していくことを 目的で連載していきますので是非とも続けてご一読下さい。
第10回目は『10.HIV感染による初期症状の10章』です。
1.初期症状はHIVに感染していつ頃現れるのか
HIVに感染してから通常2〜6週以内に現れます。
感染初期に現れるから初期症状と言います。
2.HIVに感染した人全てに初期症状は現れるのか
感染した人の約半数から2/3に、これらの症状が起こることがあります。
全ての感染者にこのような症状が現れるとは限りませんし、全く症状の現れない人もありますし、症状が出ていても気づかない人もいます。
3.初期症状はどのくらい続くのか
大部分が数日で収まり消失しますが、2週間程度続くこともあります。
また症状の続く期間は人によりまちまちです。
4.初期症状が収まった後に再度初期症状が出ることがあるのか
HIVに感染して感染初期に出るから"初期症状"と言います。
初期症状が出て、消失した後に再度初期症状は出ることはありません。
5.初期症状が出なければHIVに感染していないのか
HIVに感染して初期症状が全く出ない人もありますし、出ても軽く気づかない人もあります。
初期症状は何もしなくて放置しておいても自然に消失しますから、初期症状が出ないからHIVに感染していないとは絶対に言えません。
6.初期症状でHIVの感染は判断できるのか
症状はHIVに感染していなくても他の感染症でも出ますから、これらの症状だけでHIVの感染の判断はできません。
※HIV感染の判断は、適切な時期に適切なHIV検査を受けないと分かりません※
7.主な初期症状
38.5℃以上の発熱・・・・(96%)
首や腋の下及び股のリンパ節の腫れ(左右対称に腫れる)・・・・(74%)
咽頭炎(のどの痛み)・・・・(70%)
痛みや痒みのない5〜10mmの大きさのバラ色の発疹が顔、 手のひらや足の裏など全身に・・・・(70%)
筋肉痛と関節痛・・・・(54%)
下痢・・・・(32%)
頭痛、嘔吐、吐き気・・・・(30%)
口の中のカンジダ・・・・(12%)
検査の異常 血小板の減少・・・・(45%)
リンパ球の減少と肝臓機能検査の異常・・・・(21%)
頭痛や意識がもうろうとする
8.なぜ症状からHIV感染を判断できないのか
HIV感染症の初期症状は、風邪やインフルエンザに似た症状が多く、感染後2〜6週間(急性期)に現れることがあり、 更にその他の感染症でもHIV感染症の初期症状に似た症状を引き起こしますから症状からHIVの感染を判断できないのです。
9.初期症状の出る時期
感染後2〜4週間後に現れることがあり、風邪やインフルエンザに似た症状として発熱、喉の痛み、筋肉痛、リンパ節の腫れなどが挙げられます。
しかし、症状が出ない場合や症状が出ても自然に消えてしまうこともあり、感染者全員に出るとは限りません。
HIV感染の初期症状は、一度現れた後一般的には治まることがほとんどで、収まった後に再び出ることはありません。
感染初期に出るから初期症状といいます。
10.HIV-2に感染しても初期症状は出現するのか
HIV-2感染の初期症状はHIV-1感染と同様に、感染後2?4週間頃に発熱、のどの痛み、発疹、リンパ節の腫れといったインフルエンザに似た症状が現れる場合があります。
HIV-2の場合もHIV-1と同様に症状は人によって異なり、また、無症状のまま進行することもあります。
おまけ
HIVに感染して初期に出る初期症状は『急性レトロウイルス症候群(Acute Retroviral Syndrome)』と呼ばれます※
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記事執筆日
2025年06月09日。
written by 血液の鉄人
性感染症のための10章−10.HIV感染による初期症状の10章−
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