13.梅毒患者の実態把握は全く出来ていない!!
現在の梅毒流行の現状
最近の梅毒患者の爆発的な増加に伴い危惧されていることは、若い女性への感染と先天性梅毒の増加です。
2017年に報告された梅毒患者数は5820人とここ数年来増加傾向にあることはご存知と思います。
梅毒トレポネーマは、主に性行為で感染しますが、ディープキスやオーラルセックスでも簡単に感染してしまいます。
一昔前までは男性の同性愛者や性風俗関連の女性に患者が多いと考えられていましたが、近年では20〜30歳の一般女性にも患者が増加しています。
梅毒患者増加の原因は
梅毒患者の増加については、海外からの持ち込みや出会いサイト、風俗店での感染が取り沙汰されていますが、
未だ患者増加の原因は分からないのが現実です。
また、今の法律では患者の報告はされていますが、どの様な場所でどのようにして感染したかという感染実態の把握はされていません。
なぜ梅毒患者の増加の原因が把握されていないのか
今の法律では患者を見つけた医師が報告しているだけで、どの様な場所でどのようにして感染したかという
感染実態の把握はされていません。
そのために感染経路も分からないことから今後の感染対策も取れないということです。
もしかして性病?心配なまま放っていませんか?
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今後の梅毒患者の報告体制の変更
厚生労働省は、医師に義務付けている梅毒発生の報告内容を大幅に見直し、医師からの届け出書に感染歴や
性風俗の従事・利用歴の記載を求める方針を打ち出しています。
更にHIVの感染の有無(梅毒トレポネーマとHIV同時感染の有無)の記載や、妊娠の有無の記載も義務付ける案を検討中です。
これらが完全に実施されれば梅毒トレポネーマの感染ルートの推定に役立つはずです。
梅毒トレポネーマ感染から身を護るには
賢明な皆様方ははおわかりと思いますが、一人ひとりが正しい予防確実に行うことです。
梅毒は、抗生物質の服用で完治します。
当然のことながら発見早期治療を行えば、それだけ治療期間は短くなります。
梅毒トレポネーマは中和抗体はできないことからして繰り返し感染しますから、治癒した後も再感染には注意は必要です。
パートナー間での感染リスクを避けるためには、二人一緒に検査を受けることは大変重要なことです。
特に妊娠中の女性は、梅毒トレポネーマに感染すると、流産や早産の恐れがあることと、胎盤を経由して
梅毒トレポネーマが胎児に感染して、先天梅毒になることから注意が必要です。
妊娠すると必ず妊婦健診を受ける必要があります。
妊娠中に梅毒トレポネーマに感染しても抗生物質で治療は可能で、治療すれば妊婦も治り胎児にも感染することはありません。
今後の梅毒患者の報告体制の変更
厚生労働省は、医師に義務付けている梅毒発生の報告内容を大幅に見直し、医師からの届け出書に感染歴や
性風俗の従事・利用歴の記載を求める方針を打ち出しています。
更にHIVの感染の有無(梅毒トレポネーマとHIV同時感染の有無)の記載や、妊娠の有無の記載も義務付ける案を検討中です。
これらが完全に実施されれば梅毒トレポネーマの感染ルートの推定に役立つはずです。
今後国に望む対策とは
抗生物質での治療法も諸外国で実施されているペニシリンGの注射を一刻も早く認める必要があります。
抗生物質の服用は飲み忘れがあったり、長期間服用の場合途中で受診しなくなったりして、完全な治療ができないことも多く
経験されていることからして、1回の治療で済む注射の導入を急ぐべきとの指摘がなされています。
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written by 血液の鉄人