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31.TP抗体が一度陽性となると治療が完了しても一生TP検査が陽性のままとなる!!??
梅毒トレポネーマに感染しTP抗体が一度陽性となると治療を行い完治してもTP抗体は陽性のままとなる
梅毒トレポネーマに感染するとおよそ4週間でカルジオリピンに対する抗体が陽性となり、6週間以降にはTP抗体が陽性となります。
梅毒トレポネーマに感染してTP抗体が体内に出来る前に治療を開始しないと、一旦TP抗体が体内に出来てしまいますと
、治療によって体内の梅毒トレポネーマが無くなってもTP抗体が消えることなく残るので、いつまでもTP検査が陽性になり続けます。
カルジオリピンに対する抗体(STS抗体)は、治療によって完治すれば消失します。
梅毒治療の鑑別検査にはTP検査は使用できない
治療によって体内の梅毒トレポネーマが駆逐されても、一度体内に出来たTP抗体は陽性のままとなるので梅毒治療の判定にはTP検査は使用できません。
治療の判定にはSTS検査を行います。
治療完了後のTP検査陽性はどう解釈するのか
完治後のTP抗体陽性は感染の名残みたいなもので、人には感染させませんし、自身の臓器にも悪影響を与えることはありません。
昔梅毒に感染したという名残にほかなりません!!
TP抗体陽性を防止するには
TP抗体を残さないためには、TP抗体ができる前か、TP抗体が出来て抗体価が低いうちに早期に治療を開始することです。
TP検査の意義がわからずTP検査が陰性になるまで治療を続ける誤った治療を実施する医師がいることは、残念なことです。
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TP検査のみ陽性の弊害
抗生物質によって既に梅毒は完治してもTP抗体のみ陽性の人はよく経験します。
治療によってSTS検査は既に陰性となり梅毒は既に完治していても、TP抗体が陽性であることからこのTP抗体を陰性になるまで延々と治療を続けている事例も多く見られます。
これは誤った解釈でしかありません。
既に治療によって梅毒は完治しているにも関わらず、感染の名残のTP抗体が未だ梅毒トレポネーマが体内にいると誤った解釈をさせてしまうのです。
梅毒の治療の目的は、梅毒スピロヘータを死滅させることでTP抗体価を下げることではありません!!
現在の梅毒患者の現状
2010年以降増加に転じ2018年には7,000例近くの症例が報告され、その後いったん減少傾向にありましたが2021年になってまた増加がみられる様になってきています。
2021年11月時点(2021年1月から2021年11月7日までの累計)での梅毒患者数は、6398人と多く依然として流行は収まっていません。
新しい梅毒治療法
梅毒治療にはペニシリン系抗菌薬が有効で、日本国内ではアモキシシリンの経口投与や神経梅毒と診断された場合には
ベンジルペニシリンカリウム点滴静注による治療が日本性感染症学会により推奨されています。
2021年9月には、梅毒の世界的な標準治療薬であるベンジルペニシリンベンザチン筋注製剤の国内での製造販売が承認されたことから今後は
ベンジルペニシリンベンザチン筋注製剤による治療が開始されます。
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written by 血液の鉄人
記事執筆日