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５２．梅毒患者13251人３年連続で最多更新＋
先天性梅毒も過去最高!!
梅毒患者過去最高となる
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2023年11月28日国立感染症研究所は、性感染症の梅毒と診断された患者数が今年初めから11月19日までに13251人（速報値）に上り、現在の調査方法となった1999年以降、過去最多を更新したと発表。
我が国における梅毒患者数は、過去最多の更新は３年連続となります。
2022年１年間の患者数は、13228人であったことから2023年は過去最高の患者数となります。
この患者数は医療機関からの届出のあったものだけですから、実際は更に多くの潜在患者が存在するすると考えられています。
先天性梅毒患者も過去最高となる
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梅毒トレポネーマに感染した妊婦から胎児にうつる「先天梅毒」と診断された赤ちゃんも今年は、2023年11月12日までに35人が報告され過去最多を更新しています。
この原因は梅毒の流行に起因しています。
知らず知らずのうちに梅毒は家庭内に深く入り込んでいることになります。
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先天性梅毒とは
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妊婦が梅毒トレポネーマに感染して知らずに治療を受けないと、胎児に感染し、難聴や知的障害などを持つ赤ちゃんが生まれる恐れがあり、最悪の場合は流産や死産に至ることもあります。
先天性梅毒を防ぐには
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先天性梅毒を防ぐには、妊娠すると必ず妊婦健診で梅毒検査を受けることです。
妊婦健診は、妊娠初期から妊娠23週までは４週間に１回、妊娠24週から妊娠35週までは２週間に１回、妊娠36週から出産までは週１回の受診が推奨されています。
感染が判明すれば抗菌薬で治療できますが、治療が遅れれば遅れるほど先天性梅毒を防ぐ確率は低くなります。
何故これほど梅毒患者が増加したのか
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我が国の梅毒患者は、2013年頃から増加傾向にありますがその原因は不明です。
その原因は
1.梅毒が流行している国との往来
2.SNSを通じた不特定多数との性交渉の増加など考えられていますが、推測の域を出ません。
まとめ
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1.梅毒は抗生物質で完治しますから、感染するような行為をしてしまった場合は必ず適切な時期に梅毒検査を受けることです。
2.妊娠が分かればか必ず妊婦健診では梅毒検査を受けることが先天性梅毒を防ぐことになります。
written by 血液の鉄人
記事執筆日
- 2023年12月02日。
５１．妊婦と女性性風俗産業従事者の症例について(2019〜21年)│梅毒アラカルト｜新 医学と切手の極意