世界エイズデーとは







世界エイズデー(World AIDS Day)は、全世界規模でのエイズ蔓延の防止、エイズ患者やHIV感染者に対する差別・偏見の解消を目的とし1988年に世界保健機関により定められた日です。

記念日を世界的に12月1日と決め、様々なキャンペーンが展開されます。

当然時差の関係等から全地球上に存在する国が一斉に12月1日にならないことから、それぞれの国での日付で12月1日と定められています。

1988年から2004年までは国際連合エイズ合同計画によって運営されていましたが、2005年からはThe World AIDS Campaign(WAC)によって運営されています。

シンボルはループした赤いリボンを使用します。

毎年、12月1日は、世界中でさまざまなイベントが行われ、現在も世界中でエイズで苦しんでいる人に向けてメッセージを送り啓発活動を通じてエイズ撲滅のためのキャンペーンを積極的に行っています。

日本においてもシンポジウムや学会及び市民集会、無料HIV検査等など、12月1日近辺に開催されています。

また、この日にあわせて世界各国から世界エイズデーを記念した切手が数多く発行されます。

ちなみに2009年の世界エイズデーのテーマは、『Living Together 〜いま、何をすれば良いのか聴かせて?〜』で、全世界で多彩なイベントが催されました。


 
世界エイズデー切手
2006年 インド発行

世界エイズデー切手
2003年 発行



 
世界エイズデー切手
1997年 インドネシア発行

世界エイズデー切手
1991年 トリニダードトバゴ発行
 






written by 血液の鉄人



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