医神アスクレピオス








アスクレピオスの生い立ちは、『話題の扉』に『アスクレピオスの杖とは何?』ですでに紹介しています。

アスクレピオスは、ひとりでも多くの人間を医術によって救うということを人生の目標として活躍しました。

アスクレピオスは、不治難病とされていた患者を次々と直し、やがては死人をも蘇らせてしまうという魔法じみた医術の威力を持った神話上の人物です。

医術は人から死を奪う行為であり、神々からのアスクレピオスの評判は良くなかった。

いくら医術が人間社会上では善の行為であろうと、限度というものはあり、死人を蘇らせる行為は自然の摂理に反し常軌を逸したアスクレピオスに警鐘
を鳴らしたのは冥府の神ハデスであった。

冥府の神ハデスは、急に冥府に死人が来なくなったことに疑念を抱き、地上の事情を調べると、アスクレピオスが死人を次々蘇らせてしまってい光景に
驚き全能の神ゼウスに訴えた。

死という自然の摂理を破ったアスクレピオスに対して全能の神ゼウスは、雷鉾によってアスクレピオスを打ち殺すことになります。

全能の神の放つ雷鉾に打たれたアスクレピオスは、ともに人々を救い続けてきた蛇と一緒に、一瞬にして息絶えてしまいます。

後にアスクレピオスは、死後天に上げられてへびつかい座となり神々の一員となり医療を司る神へとなりました。




医神アスクレピオスの肖像切手
赤十字100年記念切手
医神アスクレピオスの彫像
1959年 ギリシア発行
結核予防切手
医神アスクレピオスの彫像
1948年 スペイン発行


医神アスクレピオスの肖像切手
WHO創立20年記念切手
医神アスクレピオスの立像
1968年 キプロス発行
考古学切手
医神アスクレピオスの彫像
1987年 アルバニア発行







医神アスクレピオスの肖像切手
第30回医学会議記念切手
医神アスクレピオスの像
1955年 アルジェリア発行
リウマチ切手
医神アスクレピオスに、患者とその家族
1977年 ギリシア発行





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